大田民主文学を読む会が文集『麒麟』創刊号を発行


 文集の発行にあたって
「麒麟」・創刊号 表紙

 一昨年七月、澤田章子さん、鶴岡征雄さん、鏡政子さんの三氏のよびかけで、「大田民主文学を読む会」が発足した。毎月の例会ではその月の「民主文学」の巻頭作品を中心に、みんなで感想を出し合いながら作品を深めるという、グループならではの楽しさを味わっている。さすがに対象が文学作品なので、メンバーから様々な意見が出る。議論していく中で、そういう見方もあるのだと新たな発見や文学観を深めることができることが励みとなり、"継続は力"などと肩ひじを張ることもなく、いつの間にか二年半が経過した。
 メンバーの多くは、読むだけでなく、何か書いてみたいという気持ちを多かれ少なかれ持っている。それは作品評価の仕方が、読者からの立場よりも書き手の立場からの発言が多いことからも伺える。そろそろ書く時期に来ているのかなという雰囲気になってきた。
(『麒麟』創刊号・巻頭言「文集の発行にあたって」清川宜彦)より抜粋      

・エッセイ7編、読書感想文1編、俳句など。
・定価:200円、送料80円。
・申込先:清川 宜彦(大田区多摩川2-28-18-501 TEL03-5482-1255)



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