日本民主主義文学会                            


 会のあゆみ 

1965(昭和40)年

創立大会

 

「民主文学」創刊号
 


8月26日、東京・全電通会館で日本民主主義文学同盟創立大会がひらかれる。「新文学団体へのよびかけ」に応じた93名の同盟員、753名の準同盟員で発足。運動方針、組織方針および規約を承認、次のとおり役員を選出した。議長・江口渙、副議長・村山知義、霜多正次、事務局長・窪田精、『民主文学』編集長・佐藤静夫。大会決議『「日韓条約」批准を阻止し、ベトナム侵略戦争に断固反対してたたかおう』『沖縄・小笠原の即時返還とアメリカ軍の撤退とを要求する決議』を採択。仮事務所を、東京都中野区昭和通り1の29におく。

9月27日、第5回幹事会で「同盟建設基金200万円の募集について」を決定。10月9日、第6回幹事会で「新日本文学会の声明について」を決定し、『民主文学』創刊号に発表。26日、運動の機関誌として『民主文学』が創刊される。発行準備にとりかかった際の、会計の現在高は16,938円にすぎず、同盟建設基金200万円の募集を訴えたが、 年末までに集まった募金は9万円という厳しい状況の中で、創刊号は発行された。
 文化団体連絡会議、安保破棄諸要求貫徹中央実行委員会、原水爆禁止日本協議会、日中友好協会に団体加盟する。

12月19日、事務所を、東京都千代田区九段4―1に移転。
【同盟結成記念全国文芸講演会】(11月12〜22日)
京都市(蔵原惟人、霜多正次、西口克己)。大阪市(蔵原惟人、霜多正次、山岸一章)名古屋市(江口渙、佐藤静夫、窪田精)。北九州市(江口渙、西野辰吉、中里喜昭)福岡市(江口渙、西野辰吉、中里喜昭)。仙台市(金達寿、窪田精、津田孝)。
○創立大会時組織状況 同盟員132名、準同盟員1,050名


1966(昭和41)年

1月20日、文学同盟など主催4団体と日本民主青年同盟など22後援団体によって「宮本百合子没後15周年記念講演会」が東京・渋谷公会堂でひらかれる。開会=小笠原貞子、挨拶=江口渙、櫛田ふき、佐藤静夫、講演=蔵原惟人、朗読=山本安英、ほか。

4月6日、「文学教室」を東京・豊島振興会館でひらき、6月22日まで全12回、132名が参加。

10日、幹事会声明『在日朝鮮人の民族教育は完全に保障されなければならない』を発表。
5月3〜4日、全国支部代表者会議が東京・市ヶ谷私学会館でひらかれ64支部代表・幹事など89名が参加。
『民主文学』誌上に「今月の推薦作」制度を設ける。

6月7日、幹事会声明『小選挙区制に反対する』を発表。

17日、文学関係6団体共催による「石川啄木生誕80周年記念文芸講演会」を東京・全電通会館でひらく。講演=佐藤静夫、壺井繁治、近藤芳美。

17日、日ソ協会との共催による「ゴーリキー没後30周年記念」シンポジウムを東京・日ソ会館文化ホールでひらく。

27〜7月9日、北京でひらかれた「ベトナム人民支援、アジア・アフリカ作家緊急会議」に霜多正次、窪田精が日本代表団(14名)の一員として参加。

8月26日、「文学同盟創立一周年記念祝賀懇親会」を東京・全自交会館で開催、70名余が参加。

12月 東京都千代田区麹町5―3 麹町マンション内に新事務所を開設。


1967(昭和42)年

3月19〜21日、文学同盟第2回大会を東京・金属労働会館でひらく。大会決議『日本の民主運動と文化運動の自主性を守ろう』『アメリカ帝国主義のベトナム侵略とこれに積極的に加担する佐藤内閣に抗議し、ベトナム人民との連帯のたたかいをさらに強めよう』『在日朝鮮人の民主的民族教育をまもり「学校教育法一部改正法案」のさし迫った国会上程をうちくだこう』『統一地方選挙にあたり、民主勢力の勝利のために奮闘しよう』を採択。第1回幹事会で次の役員を選出した。議長・江口渙、副議長・村山知義、霜多正次、事務局長・窪田精、『民主文学』編集委員会・西野辰吉(責任者)、手塚英孝、佐藤静夫(以上副責任者)、霜多正次、小原元、矢作勝美、伊東信、山村房次、田村栄、飯野博、篠原茂、津上忠。

4月25日、第2回常任幹事会で支部主催による文芸講演会開催の方針を決める。

7月30日、アジア・アフリカ作家会議日本協議会が一部委員の暴挙で「解散」処置をとったのにたいし、それが不当であることを明らかにするため、霜多正次、窪田精委員が『アジア・アフリカ作家会議日本協議会の「解散」に反対する』との緊急声明を発表。その後、10月16日、日本協議会の存続を確認するための同総会が東京・金属労働会館でひらかれた。

8月26日、同盟創立2周年記念懇親会が東京・全自交会館ホールでひらかれる。

9月15日、常任幹事会声明『朝鮮大学校の認可を要請する』を発表。

11月19日、第2回幹事会を東京・金属労働会館でひらく。決議『「明治百年」の反動とたたかうために』『「日米共同声明」に反対する決議』を採択。

【支部主催による文芸講演会】(6月〜7月)
旭川市、札幌市、函館市(西野辰吉、伊東信)。青森市、弘前市(窪田精、田村栄)。喜多方市(小原元)。浦和市(江口渙、村山知義、北村耕)。静岡市、名古屋市(土井大助)。広島市、神戸市(手塚英孝、佐藤静夫)。松山市、高知市、徳島市(金達寿、矢作勝美)。九州・若松区、八幡区(奥野正男、中里喜昭)。奈良。
○第2回大会時の組織状況 同盟員180名、準同盟員2,150名、支部144


1968(昭和43)年

1月 キューバの首都ハバナで開かれた「アジア・アフリカ・ラテンアメリカ問題についての知識人会議」 (略称・ハバナ文化会議)に、文学同盟代表として窪田精を派遣した。

3月8日、声明『「外国人学校法案」に反対する』を発表。

4月9日、「文学ゼミナール」開講(近代文学ゼミ、創作ゼミの2コース)。

12日、文学同盟・詩人会議・多喜二百合子研究会主催、18団体協賛による「小林多喜二没後35周年・ナップ結成40周年記念の夕べ」を東京・日本青年館でひらく。講演=壺井繁治。映画「蟹工船」上映。

5月13日、文学同盟・日ソ協会共催による「ゴーリキー生誕100年記念祭」を東京・豊島公会堂でひらく。

23日、ベトナム民主共和国代表団、ハ・スオン・チュン団長(作家)を文学同盟事務所に招いて懇談。

8月25日、同盟創立3周年記念懇親会を東京・金属労働会館でひらく。

【地方別・支部懇談会】(8月〜9月)
東京・関東地方(東京、埼玉、神奈川、千葉、山梨、茨城、群馬、栃木各都県内50支部)、東海地方(愛知、静岡、岐阜、三重各県内9支部)、北陸地方(長野、新潟、富山、石川各県内7支部)、北海道地方(道内5支部)、東北地方A(宮城、福島、山形各県内5支部)、東北地方B(青森、岩手、秋田各県内5支部)、関西地方(大阪、京都、滋賀、奈良、和歌山、兵庫各県内23支部)、中国地方(広島、岡山、鳥取各県内4支部)、九州地方(福岡、熊本、長崎、宮崎、鹿児島、沖縄各県内10支部)、四国地方(愛媛、香川、高知、徳島各県内5支部)。


1969(昭和44)年

3月21〜23日、文学同盟第3回大会を東京・都市センターホール、牛込公会堂でひらく。大会直前に『民主文学』4月号の「サークル誌評」でもちいられた表現(「差別用語」の使用)をめぐって問題が起こり、この処置について常任幹事会内に意見の対立があったが、編集委員会と筆者の謝罪文を『民主文学』に発表、雑誌は回収するということで結論をえた。大会後、文学同盟の方針と運動のすすめかたに批判的な意見をもつ一部の人が脱会した。大会は決議『1970年をまえにして安保条約破棄・沖縄全面返還を要求するたたかいを進めよう』『大学の民主化と教育問題について』『靖国神社法案に反対する』を採択、第1回幹事会で次の役員を選出した。議長・江口渙、副議長・佐藤静夫、村山知義、事務局長・窪田精、『民主文学』編集長・手塚英孝。

4月15日、「文学新聞」創刊。

20日 第1回・文学のふるさとを訪ねてを「秩父困民党」の地―秩父で開催。案内=西野辰吉ほか。以降、1977年まで13回開催。

21日、民主主義文学運動全体を誹謗し、運動に不利益をもたらす意図をもって出版された『人物戦後左翼文学運動史』の発行元「全貌社」に抗議文を送付。

6月15日、『文学運動の諸問題』(文学同盟編集・発行)。

20日、常任幹事会声明『「大学立法」阻止のために力を結集しましょう』を発表。

8月4日、声明『「大学法案」の強行「採決」を糾弾する』を発表。

8日〜11日、第1回・海の文学学校を新島で開催。講師=霜多正次、窪田精、飯野博、右遠俊郎、冬敏之ほか。以降、1983年まで12回、開催された。

26日、文学同盟創立4周年「記念の集い」を、「文学新聞」創刊・『文学運動の諸問題』刊行祝賀とともに東京・金属労働会館でひらく。

9月20日、常任幹事会「若干の同盟員の同盟からの脱退にいたる経過とわれわれの態度」を発表。

10月11〜12日、シンポジウム「民主主義文学とは何か」をテーマに東京・動力車会館でひらく。

11月22日、常任幹事会声明『日米共同声明に抗議する』を発表。

12月15日、常任幹事会『歪められた三つの事実―西野辰吉氏の《「政治と文学」の病状と病理》について―』を発表。

23日、言論・出版の自由にかんする懇談会が『言論・出版の自由についての声明』を発表。
○第3回大会時組織状況 同盟員259名、準同盟員1,294名、支部131


1970(昭和45)年

2月12日、常任幹事会声明『言論・出版の自由を守るために』『京都府知事選で民主勢力を勝利させるために』を発表。

3月6日、東京・日本青年館で文学同盟、多喜二百合子研究会主催で「多喜二・百合子祭」をひらく。講演=蔵原惟人、中里喜昭、松本清張、作品朗読=北林谷栄、永井智雄。

5月16日、常任幹事会声明『アメリカのカンボジア侵略に抗議する』を発表。

7月16日、常任幹事会声明『風刺詩「五賊」弾圧に抗議する』を発表。

9月17日、常任幹事会声明『沖縄国政参加選挙で民主勢力を勝利させよう』を発表。

30日、文学同盟編集による『文学入門―創造と運動』を新日本出版社から刊行。

10月10〜11日、第1回全国研究集会を東京・食料会館でひらく。報告者=霜多正次、上原真、佐々木一夫、山岸一章。


1971(昭和46)年

1月20日、文学同盟ほか4団体共催による「宮本百合子没後20周年記念の夕べ」が東京・神田共立講堂でひらかれる。講演=不破哲三、霜多正次、作品朗読=栗原小巻、井川比佐志。

5月3〜5日、文学同盟第4回大会を東京・読売ランドでひらく。大会宣言『平和と民主主義をめざす文学者の連帯と共同を』、決議『「沖縄返還協定」の欺瞞をあばき沖縄全面返還をかちとろう』『司法の反動化に反対し民主主義を擁護しよう』『参議院選挙での民主勢力の勝利のために奮闘しよう』を採択。議長・江口渙、副議長・霜多正次、窪田精、事務局長・中里喜昭、『民主文学』編集長・佐藤静夫を選出。

30日、文学同盟編集による『続文学入門―理論と歴史』を新日本出版社から刊行。

10月1日、「創作通信制度」を新設し受付開始。

11月24日、文学同盟、日ソ協会主催による「ドストエフスキー生誕150周年記念・講演と映画の夕」を東京・全電通会館でひらく。講演=除村吉太郎。

28日、文学同盟創立六周年記念「文芸講演会」を東京・金属労働会館でひらく。講演=右遠俊郎、霜多正次。
12月 『民主文学』12月号にはじめて「支部誌・同人誌推薦作品特集」を行う。
沖縄交流視察のための代表派遣を決めカンパ活動にとりくむ。

【ブロック別支部連絡会議】(7月〜11月)
北海道、東北(3ブロック)、北陸、関東(2ブロック)、中国、四国、九州。

○第4回大会時組織状況 同盟員255名、準同盟員1448名、支部117


1972(昭和47)年

1月 沖縄派遣代表団として団長・霜多正次、団員・中里喜昭、右遠俊郎を決める。

2月8日、沖縄渡航拒否にたいし代表団ら総理府に抗議。

4月15日、文学同盟編集による『現代短編小説集』を東邦出版社から刊行。

5月3〜5日、第2回全国研究集会を東京・読売ランドでひらく。報告者=右遠俊郎、千頭剛、飯野博、牧梶郎、及川和男、稲沢潤子、小沢清、吉開那津子、霜多正次、支部活動の報告9支部。

12日、常任幹事会声明『ニクソンのベトナム港湾封鎖の暴挙を糾弾したたかうベトナム人民への支援の強化を訴える』を発表。

15日、「沖縄視察交流代表団」(団長・霜多正次、団員・中里喜昭、右遠俊郎)羽田を出発。県下5カ所で文芸講演会をひらく。

10月13〜30日、ソ連作家同盟の招待で、同作家同盟との交流正常化交渉のため、文学同盟訪ソ代表団を派遣。団長・窪田精、団員・中里喜昭、土井大助、山村房次。

【地方支部文学ゼミナールの開講】(8月〜9月・一泊二日の日程)
札幌から長崎まで全国17カ所で開催。


1973(昭和48)年

2月20日、文学同盟、多喜二百合子研究会、日本共産党中央委員会共催による「小林多喜二没後40周年記念の夕」を東京・共立講堂でひらく。講演=中里喜昭、宮本顕治、作品朗読=山本学、佐藤オリエなど。

5月4〜5日、文学同盟第5回大会を東京・自治労会館でひらく。大会宣言『民主勢力の統一のために奮闘しよう』、決議『小選挙区制の国会提出に抗議する』『「筑波大学法案」に反対する』『ベトナム・インドシナ人民支援・連帯強化の決議』を採択。議長・江口渙、副議長・霜多正次、窪田精、事務局長・中里喜昭、編集長・佐藤静夫を選出。

9月24日、常任幹事会声明『チリ軍部クーデターを糾弾する』を発表。

10月15日、文学同盟、詩人会議、日ソ協会共催による「マヤコフスキー生誕80周年記念・講演・映画・詩の夕べ」を東京・全電通会館でひらく。

11月2〜4日、第三回全国研究集会を京都・府立勤労会館、光明寺会館で開催。報告者=佐藤静夫、中里喜昭。集会で「京都知事選にあたって」とする「よびかけ」を採択した。

○ 第5回大会時組織状況 同盟員265名、準同盟員1273名、支部121


1974(昭和49)年

1月 「石油危機」による深刻な用紙不足で紙代が高騰、出版事情が悪化し『民主文学』2月号を減ページして発行。

2月 『民主文学』創刊100号をむかえる。

5月 常任幹事会声明『「靖国神社法案」に反対する』を発表。
「文学新聞」創刊60号をむかえる。

8月 常任幹事会決議『日本ペンクラブ訪「韓」代表団藤島泰輔、白井浩司両氏の「発言」に抗議し、その即時撤回を要請する』を発表。

12月7日、常任幹事会声明『八鹿高校等の暴力事件に抗議し、言論・表現・出版の自由の擁護を訴える』を発表。
文学同盟創立10周年記念事業の一環として新事務所開設が決められ、500万円の寄付募集がはじまる。

【全国ブロック別支部連絡会議】(9月)
文学ゼミナールと組み合わせ全国8ヶ所でひらく。


1975(昭和50)年

1月18日、江口渙・文学同盟議長死去。日本共産党中央委員会との「江口渙合同葬」を東京・青山斎場でいとなむ。

3月20日、事務所を、千代田区6番町6 三栄ビル4Fに移転。
都知事選問題で、常任幹事会声明『中野好夫氏ら六氏の提案を支持し革新勢力の統一の実現を訴える』を発表。

5月3〜4日、文学同盟第6回大会を東京・自治労会館でひらく。 大会宣言 、決議『言論表現の自由の破壊につよく抗議する―平和と民主主義・真実の擁護のために―』『「公職選挙法」改悪に反対する』を採択。議長・霜多正次、副議長・窪田精、佐藤静夫、事務局長・山根献、『民主文学』編集長・中野健二を選出。
8月25日、文学同盟創立10周年記念祝賀パーティを東京・労音会館でひらく。

10月16日、「文学同盟創立10周年・『民主文学』創刊10周年記念文芸講演会」を労音会館大ホールでひらく。講演=右遠俊郎、早乙女勝元、霜多正次、住井すゑ。

11月10日、京都教育文化センターで「文学同盟創立10周年・『民主文学』創刊10周年記念文芸講演会」をひらく。講演=右遠俊郎、西口克己、霜多正次。

12日、大阪府中小企業文化会館で同様の「文芸講演会」をひらく。講師=右遠俊郎、松原新一、霜多正次。

○ 第6回大会時組織状況 同盟員257名、準同盟員1,249名、支部132


1976(昭和51)年

1月20日、神田共立講堂で「宮本百合子没後25周年記念の夕べ」をひらく。出演=田中美智子、佐藤静夫。作品朗読=日色ともゑ、佐々木愛ほか。

31日、常任幹事会声明『民主主義の危機にあたって日本の知性に呼びかける』を発表。

10月5日、文学同盟創立10周年記念事業の一つとして霜多正次編『現代の小説』を新日本出版社から刊行。

9〜11日、第4回全国研究集会を静岡県伊豆大川の国労教育センターでひらく。報告者=佐藤静夫、右遠俊郎、武藤功。

12月30〜1月3日 第1回・山の文学学校を長野県山田温泉で開催。講師=右遠俊郎、草鹿外吉、霜多正次、土井大助。以降、今日まで毎年開催されている。

【ブロック別研究集会】
関東(金属労働会館)、関西(大津市)、北陸(富山県)、九州(福岡)、中国(倉敷市)、北海道(札幌)、四国(観音寺)。


1977(昭和52)年

3月22日、村山知義・元文学同盟副議長死去。4月3日東京芸術座劇団葬が青山斎場でおこなわれる。

5月3〜4日、文学同盟第7回大会を東京・都市センターホールでひらく。大会宣言『日本文学の民主的発展をめざす共同の輪を』および大会決議『原水爆禁止運動の国民的統一の実現を訴える』『参議院選挙での革新の前進と勝利に向けて』を採択。第1回幹事会で議長・霜多正次、副議長・窪田精、佐藤静夫、事務局長・山根献、『民主文学』編集長・中野健二を選出。

【支部交流会の活発化】
関東(7月31日)、長野(8月7日)、神奈川(9月4日)、愛知・岐阜(9月22日)、いわき・水戸(9月23日)、東北(9月24〜25日)、九州(10月9〜10日)、大阪(11月27日)など。
○第7回大会時組織状況 同盟員267名、準同盟員1,121名、支部139


1978(昭和53)年

2月21日、文学同盟、多喜二百合子研究会、日本共産党中央委員会共催による「小林多喜二没後四十五周年記念の夕べ」を東京・日比谷公会堂でひらく。講演=不破哲三。チェロ演奏=井上頼豊、ほか。

4月 『民主文学』5月号が創刊150号になる。

7月 常任幹事会、財政危機打開のため経営委員会を発足。

9月22〜24日、第五回全国研究集会を東京・労音会館でひらく。報告者=佐藤静夫、須見容子、平迫省吾、森与志男、津田孝。

22日、常任幹事会声明『「有事立法」に反対し、軍事ファシズム阻止のためにたたかおう』を発表。

11月26日、第3回幹事会、全加盟員へ『いっせいに準同盟員をふやし新しい組織づくりにとりくみ、文学運動の危機をのりきろう』との訴えを採択。


1979(昭和54)年

2月25日、第四回幹事会を開催、声明『中国のベトナム侵略に反対し即時無条件撤退を要求する』『元号法制化法案を阻止しよう』を採択。

5月5〜6日、文学同盟第8回大会を東京・労音会館でひらく。『大会宣言』および『元号法制化に反対する決議』を採択。議長・霜多正次、副議長・窪田精、佐藤静夫、事務局長・山根献、『民主文学』編集長・中野健二を選出。

6月15日、「文学新聞」120号をもって休刊。

○第8回大会時組織状況 同盟員270名、準同盟員1,118名、支部133


1980(昭和55)年

4月30日、常任幹事会声明『アメリカのイランでの戦争挑発とあらゆる覇権主義に反対し、平和をまもる力をつよめよう』を発表。

7月15日、常任幹事会声明『金大中氏ら37名の抹殺の陰謀に抗議し、ファシズムの進行を阻止するたたかいを強化しよう』を発表。

26日、緊急集会「韓国・金大中と日本」を文学同盟事務所でひらく。

8月31日、文学同盟創立15周年記念・『民主文学』創刊15周年記念「文芸講演会」と祝賀会を東京・労音会館でひらく。講演=及川和男、中里喜昭、飯沢匡。

9月27日、第2回緊急集会「韓国・金大中と日本」を文学同盟事務所でひらく。

11月22〜24日、第6回全国研究集会を城ヶ島・三崎海洋センターでひらく。報告者=松崎晴夫、駒井珠江、森与志男、山根献。

12月 文学同盟編『現代民主文学短編選』を新日本出版社から刊行。


1981(昭和56)年

1月20日、文学同盟、多喜二・百合子研究会、新日本婦人の会、婦人民主クラブ再建連絡会、日本共産党中央委員会共催による「宮本百合子没後30周年記念の夕べ」を東京・九段会館ホールでひらく。挨拶=吉開那津子、宮本顕治、窪田精、櫛田ふき、講演=不破哲三、ほか。

5月2〜3日、文学同盟第九回大会を東京・労音会館でひらく。大会報告は「民主主義文学とは、さまざまな対象を社会の民主的発展の方向をめざしてリアルにえがく文学である」と定式化し、この規定を土台として批評の基準を明確にし、深めていくことの重要性を提起した。幹事会報告『反動化に抗する民主主義文学の前進を!』および『大会宣言』を採択。議長・霜多正次、副議長・窪田精、佐藤静夫、事務局長・山根献、『民主文学』編集長・中野健二を選出。
 全国革新懇(平和・民主主義・革新統一をすすめる全国懇話会)が結成され、文学同盟は団体加盟し、窪田精を代表世話人として(84年より99年まで)おくった。

6月5日、常任幹事会声明『いっさいの核持込みに反対し、核積載艦船・航空機の退去、非核三原則の法制化、安保条約廃棄を要求する』を発表。

13日、研究会活動の一つとして「労働者の現状と文学」研究会を発足(以後今日まで定例研究会をつづけている)。

11月30日、大会報告集『民主主義文学運動の歴史と理論』を青磁社から刊行。

12月13日、第2回幹事会を文学同盟会議室でひらく。声明『教科書の反動的改編に反対する』『日本とアジアを核戦場化する軍拡競争をやめさせよう』を採択。

○第9会大会時組織状況 同盟員262名、準同盟員1,103名、支部128


1982(昭和57)年

5月2〜4日、第7回全国研究集会を伊豆・国労教育センターでひらく。報告者=中里喜昭、上原真、松崎晴夫、武藤功。

9月26日、常任幹事会声明『パレスチナ難民キャンプ大虐殺に抗議する』を発表。

10月4日、事務所を、千代田区西神田2―2―7江口ビルに移転。

12〜30日、「宮本百合子没後30周年記念・全集完結記念の夕べ」を、愛知県勤労会館、山口県光市民会館、大阪府立勤労センター、郡山市勤労福祉会館、で連続的に開催。

23〜24日、国労共済・東高円寺寮で第3回幹事会をひらく。加盟員への幹事会の訴え『民主主義文学運動の総力を結集して、組織・財政の困難を打開しよう』、声明『核兵器の全面禁止と「臨調」軍事路線の根本的転換を求める』を採択。


1983(昭和58)年

2月18日、文学同盟、多喜二・百合子研究会、日本共産党中央委員会共催による「小林多喜二没後50周年記念の夕」を東京・日比谷公会堂でひらく。挨拶=山口勇子、津田孝、講演=西沢舜一。

3月27日、第4回幹事会を同盟会議室でひらく。緊急アピール『いっせい地方選挙にあたって/革新統一と真の革新勢力の勝利と前進を!』を採択。

4月 『民主文学』4月号に翻訳、掲載された現代中国小説に添えて書かれた小田実の文章に、日中文化交流協会による文学代表団についての肯定的記述がふくまれていたにもかかわらずそのまま掲載し、編集後記(「編集室から」)では感謝まで表明。日本の民主的文学団体としての対外的自主性を風化させたその誤りを編集長および一部の常任幹事が認めず、ひらきなおる編集上の問題が常任幹事会で討議された。結論的には常任幹事会としての自己批判(5月2日に「『民主文学』4月号の問題について」 別掲 として確認)が、大会報告の補足として提起されることになった。

《『民主文学』4月号の問題について》
 日本民主主義文学同盟常任幹事会は本問題について、討議の結果次の結論に達した。
 4月号掲載の小田実氏の論文に記載されている中国側の招待による野間宏らの訪中の事実は、外国からの日本の民主運動に対する不当な干渉とたたかい、日本の民主主義文学運動の自主的発展に努力してきた同盟として、容認できな い干渉主義のあらたな産物であることを確認する(第2回大会決議参照)。
 小田実氏の評論のうち、野間宏を「団長」とする訪中団に小田氏が参加した記述、および寄稿に対して感謝を表明した「編集室から」の記事は、文学同盟の基本方針と伝統に反し、客観的には文学同盟が野間訪中団を容認する重大な誤りであったことを確認する。
 同盟常任幹事会は今回の事態をきびしく反省し、この教訓を今後の活動に生かしたいと考える。

5月3〜4日、文学同盟第10回大会を東京杉並・国労共済東高円寺会館でひらく。幹事会報告『現代危機の深化と民主主義文学運動の課題』を常任幹事会の補足をふくめて採択。民主主義文学運動は、「革新統一をめざす民主運動および民主的文化運動の一翼」であることを確認。『大会宣言』および決議『さし迫った国政選挙での革新勢力の前進のために奮闘しよう』を採択。議長・霜多正次、副議長・窪田精、佐藤静夫。(編集機構の改革問題など多くの意見がでて、大会開会中という時間的制約のなかで、十分に論議をつくすことができなかったため、暫定措置として事務局長・山根献、『民主文学』編集長・中野健二)を選出。

9月25日、第2回幹事会を同盟会議室でひらく。前編集長、前議長および一部常任幹事らの辞意表明後の常任幹事会の機構改編問題を審議し、常任幹事を補充、次の新三役を選出、新しい編集体制(編集長を置かない集団編集機構)を決定した。議長・窪田精、副議長・佐藤静夫、事務局長・森与志男、常任編集委員・今崎暁巳、佐藤静夫、津田孝、土井大助。目標額200万円の借入金の募集をふくむ訴え『文学同盟の危機の打開と前進のために/同盟員・準同盟員に訴える』を採択。
11月8日、常任幹事会声明『田中角栄辞職・ロッキード汚職徹底糾明を要求する』『アメリカのグレナダ侵略に抗議する』を発表。

○第10回大会組織状況 同盟員284名、準同盟員1,007、支部123


1984(昭和59)年

1月29日、常任幹事会声明 トマホーク配備米艦船の日本寄港に反対する!を発表。

2月11日、『民主文学』創作合評会を新設(現在「作者と読者の会」として継続)。

3月12日、新事務所、渋谷区本町1−7−16 初台ハイツ1010に移転。

4月1日、常任幹事会声明『民主主義圧殺をねらう「政党法」制定の策動を阻止しよう!』を発表。

5月8日、文団連加盟文学五団体(文学同盟、詩人会議、新日本歌人協会、新俳句人連盟、多喜二・百合子研究会)交流懇談会に常任幹事会として参加。

6月22日、労音会館で文学五団体による「政党法と文学を考えるつどい」をひらく。

7月22日、常任幹事会声明『ニカラグア革命政権と人民のたたかいを支援しよう』を発表。

22日、常任幹事会「原水禁世界大会を成功させよう」という山口勇子原水協筆頭代表理事の談話を支持する『決議』を採択。

8月26日、常任幹事会声明『全斗煥の来日に抗議する』を発表。

9月22〜24日、第8回全国研究集会を伊豆・国労教育センターでひらく。報告者=窪田精、佐藤静夫、宮寺清一。創作体験=奥村徹行、佐藤貴美子。

11月25日、常任幹事会声明『好核・反国民的な中曽根内閣を打倒しよう!』『アメリカのニカラグア干渉に抗議する!』を発表。

12月8日、文学5団体による「戦争と文学を考える集い」を労音会館でひらく。


1985(昭和60)年

3月21日、飯田橋セントラル・プラザで第四回幹事会をひらく。声明『「核兵器全面禁止を要求する署名」運動と、「ヒロシマ・ナガサキからのアピール」に賛同する署名運動の成功のために!』を採択。

4月28〜29日、文学同盟第11回大会を東京杉並・国労共済東高円寺会館でひらく。幹事会報告『文学同盟の20年とわれわれの任務』『前大会以後2年間の諸活動と当面の課題』および『大会宣言』、決議『核戦争阻止、核兵器全面禁止・廃絶の実現を!−ヒロシマ・ナガサキからのアピール支持署名運動に積極的にとりくもう−』『国家機密法など一連の悪法制定の策動に反対する』『レーガン政権のニカラグア干渉に反対し、ニカラグア人民を支援する』『東京都議会議員選挙での革新統一勢力の躍進のために』を採択。10回大会時点で明らかになった赤字累積の財政状態は基本的に克服され、財政再建の見通しがたてられ、借入金の返済も約束期限内に返済が可能になった。議長・窪田精、副議長・佐藤静夫、山口勇子、事務局長・森与志男、常任編集委員・小林昭、佐藤静夫、津田孝、土井大助を選出。

6月10日、文学5団体、声明『民主主義を守る文学5団体は、「国家機密法」制定を断じて許さない』を発表。
16日、今野大力没後50周年墓前祭を多摩霊園で挙行。三多摩いしずえ会、詩人会議、文学同盟、日本共産党中央委員会共催による。
常任幹事会、パンフ『日本民主主義文学同盟20年の歩み(1965〜85)』を作成。

8月24日、同盟創立20周年記念/『民主文学』創刊20周年記念「文芸講演会」を東京・労音会館でひらく。挨拶=窪田精、講演=佐藤静夫、永井智雄、山口勇子、朗読=秋村宏、滝いく子、司会=吉開那津子。
同午後6時から東京・学士会館で「20周年記念祝賀会」がひらかれる。

10月4日、文学5団体、「国家機密法」に反対する文学者のつどいを東京・労音会館でひらく。

12月22日、常任幹事会声明『「国家機密法」を廃案に追いこんだ力を土台にその再提出を絶対に阻止しよう!』を発表。

○ 第11回大会時組織状況 同盟員313名、準同盟員858名、支部117


1986(昭和61)年

1月20日、「宮本百合子没後35周年記念の夕」を文学同盟ほか共催により東京・九段会館でひらく。挨拶=櫛田ふき、山口勇子、宮本顕治、講演=山中郁子、佐藤静夫など。

3月2日、非核五項目の合意と共同の戦線とそのうえにたつ非核政府の樹立をめざす日本共産党との懇談会をひらく。常任幹事会声明『非核の政府をめざす合意をひろげヒロシマ・ナガサキアピール署名にさらに力を!』『「天皇在位60年」祝賀行事と「安全保障会議」法案に反対する』を発表。

4月27日、第2回幹事会を国労共済・東高円寺会館でひらく。声明『「天皇在位60年」祝賀をはじめ一切の天皇制美化キャンペーンとたたかう』『「国家機密法」再提出と「安全保障会議設置法」に断固反対する』を採択。
27〜29日、第9回全国研究集会を国労共済・東高円寺会館でひらく。報告者=森与志男、平瀬誠一、佐藤静夫、土井大助。

5月5日、『朝日ジャーナル』が同誌の掲載した「続々・共産党のゆらぎ」の記事の中に、「4月号問題」とその後の編集長人事等について事実誤認、歪曲を行なって、文学同盟が共産党から「絶えざる介入」を受けているといった中傷、誹謗する記事があることは、文学同盟として看過しえないものであり、同誌編集部に抗議と反論掲載を要求する。

6月29日、『朝日ジャーナル』に森与志男事務局長による反論が掲載されたが、同誌が表題を改ざんし、同時に載せた編集部記事で事実を歪曲、再中傷したことに、抗議と反論掲載を求める。
常任幹事会、訴え『原水爆禁止86年世界大会を統一して開催しそれを成功させるために』を発表。
7月27日、常任幹事会声明『国家機密法の再提出を阻止しよう』を発表。

11月7日、文学5団体「『許すな! 国家機密法』文学者のつどい」をひらく。


1987(昭和62)年

2月22日、第3回幹事会を国労共済・東高円寺会館でひらく。声明『国民を欺く売上税導入・マル優廃止を阻止しよう!』『国家機密法再提出を断固阻止しよう!』を採択。

3月7日、文学5団体「売上税と文学を考えるつどい」を東京・労音会館でひらく。

5月3〜4日、第12回大会を全国交運共済・東高円寺会館でひらく。幹事会報告『80年代末にのぞむ民主主義文学運動の進路』を採択。「幹事会は、20年以上の同盟員歴をもち満80歳をこえた同盟員を名誉同盟員に推薦することができる」という条項を盛り込む規約改正を行なう。『大会宣言』および決議『核持ち込み密約に抗議し、核戦争阻止・核廃絶の世論をさらに大きくひろげよう』『警察拘禁二法の国会提出、国家機密法の策動に反対する』『国民のくらしと文化を破壊し、大軍拡に結びつく、いかなる新型間接税も阻止しよう』を採択。議長・窪田精、副議長・佐藤静夫、山口勇子、事務局長・森与志男、常任編集委員・稲沢潤子、小林昭、津田孝、土井大助を選出。

8月23日、常任幹事会声明『警察の盗聴犯罪を糾弾し、人権と民主主義を守る世論を喚起しよう!』を発表。

○第12回大会時組織状況 同盟員336名、準同盟員821名、支部116


1988(昭和63)年

1月29日、文学5団体、東京・農協会館で石川島播磨重工労働者との交流懇談会をひらく。

2月20日、「小林多喜二没後55周年記念の夕」を東京・日比谷公会堂でひらく。挨拶=窪田精、松田解子、夏堀正元、戎谷春松、講演=佐藤静夫など。

28日、常任幹事会声明『いかなる名目・形式でも大型間接税の導入に絶対反対する!』を発表。

5月3日、第3回幹事会を全国交運共済・東高円寺会館でひらく。声明「大型間接税導入に絶対反対する!核兵器廃絶をめざして、新しい平和の波を!」を採択。

3〜5日、第10回全国研究集会を全国交運共済・東高円寺会館でひらく。報告者=森与志男、新船海三郎、右遠俊郎、吉開那津子。

6月26日、常任幹事会声明『消費税(大型間接税)を粉砕しよう!』を発表。

9月28日、常任幹事会声明『「天皇重体」をめぐる今日の異常事態にたいして』を発表。

10月29日、常任幹事会主催の第1回創造問題シンポジウムが全国交運共済・東高円寺会館でひらかれる。報告者=佐藤静夫。


1989(昭和64・平成元)年

1月9日、常任幹事会声明『主権在民の憲法原則の蹂躙を許さない−天皇の死去と「代替わり」にあたって−』を発表。
4月2日、常任幹事会声明『消費税は廃止すべきである』を発表。

29〜30日、第13回大会を全国交運共済・東高円寺会館でひらく。幹事会報告『民主主義文学運動の展望と課題』および『大会宣言』、決議『リクルート疑獄をはじめとする汚職かくし、消費税強行の軍拡政治に国政選挙の勝利で痛打を!』『「政治改革」に名をかりた反動立法制定の策動に反対する』『核戦争阻止・核兵器廃絶運動をいっそう強化するために』『天皇・天皇制美化にたいするたたかいのさらなる前進を訴える』を採択。同盟費、準同盟費改定の規約一部改正も行なわれた。議長・窪田精、副議長・佐藤静夫、森与志男、事務局長・宮寺清一、編集長・佐藤静夫、常任編集委員・小林昭、新船海三郎、土井大助、丹羽郁生を選出。編集体制については常任編集体制を存続させつつ、この体制をより強化するため常任編集委員のほかに編集長を置くことになった。

6月6日、常任幹事会声明『中国指導部の流血の暴挙を糾弾する!』を発表。
25日、常任幹事会声明『再び中国指導部の流血の暴挙を糾弾する!』を発表。

8月15日、同盟創立25周年事業の一つとして増補新装版『民主主義文学運動の歴史と理論』を青磁社から刊行。

10月 常任幹事会、訴え『文学同盟創立25周年記念日を加盟員1500人で迎えよう!』を発表。

12月10日、第2回幹事会を全国交運共済・東高円寺会館でひらく。アピール『文学同盟創立25周年を文学運動前進の大きなステップにしよう!』、声明『消費税廃止勢力の躍進で、自民党の国政支配に終止符を打とう!』『「大嘗祭」を「公的な皇室行事」とするなど、即位の諸儀式をめぐる違憲の政府方針に反対する!』を採択。

○ 第13回大会時組織状況 同盟員353名、準同盟員885名、支部121


1990年

1月20日、常任幹事会声明『本島長崎市長銃撃事件を糾弾する!』を発表。

4月10日、文学同盟編集『新文学入門』が新日本出版社より刊行。

28日、第3回幹事会を全国交運共済・東高円寺会館でひらく。声明『自民党の「小選挙区比例代表並立制」導入と「政党法」制定の策動を許さない!』『弓削学長宅銃撃事件を断固糾弾する!』を採択。

28〜30日、第11回全国研究集会を全国交運共済・東高円寺会館でひらく。報告者=佐藤静夫、宮寺清一、吉開那津子、三浦健治、松浦雅之、津上忠。

7月 リーフレット『日本民主主義文学同盟/創立25周年記念』を作成。

15日、文学同盟編集『民主文学/小説の花束』(全3巻)を新日本出版社から刊行。

8月26日、文学同盟創立25周年記念祝賀会を東京・私学会館でひらく。

10月4日、文学5団体による「10・4集会/文学は天皇をどう考えるか」を新宿・農協会館でひらく。

5日、常任幹事会声明『自衛隊の海外派兵をもくろむ「国連平和協力法」に断固反対する!』を発表。

25日、文学同盟創立25五周年記念文芸講演会を東京・労音大久保会館でひらく。挨拶=窪田精、講演=佐藤貴美子、高井有一、右遠俊郎。

11月 『民主文学』が11月号で創刊300号となる。

12月3日、常任幹事会声明『国連安保理の対イラク武力行使容認の決議に抗議し、海外派兵につながるいかなる新規立法にも反対する!』を発表。


1991年

1月21日、文学同盟など共催による「宮本百合子没後40周年記念の夕」を東京・日比谷公会堂でひらく。挨拶=山川フサ、丹羽郁生、寺島アキ子、講演=不破哲三、朗読=日色ともゑ、司会=澤田章子。
常任幹事会声明『中東での戦争を口実にした自衛隊の海外派兵策謀に反対する!』を発表。

2月10日、第四回幹事会を東京・神田パンセでひらく。声明『統一地方選挙にあたって』、アピール『加盟員1300人で第14回大会を迎えよう!』を採択。

4月29〜30日、文学同盟第14回大会を全国交運共済・東高円寺会館でひらく。幹事会報告『90年代にむかう民主主義文学運動』および『大会宣言』、決議『ペルシャ湾への自衛隊の掃海艇派遣に抗議する』『小選挙区制導入・政党法制定など民主主義破壊の策動を許さない』『政府による国民生活・環境破壊、日本農業の破壊を糾弾する』を採択。第1回幹事会を開催し、議長・窪田精、副議長・佐藤静夫、森与志男、事務局長・宮寺清一、編集長・佐藤静夫、常任編集委員・右遠俊郎、小林昭、新船海三郎、土井大助、丹羽郁生を選出。

6月23日、常任幹事会アピール『大きな国民世論と運動の発展で小選挙区制の策動を粉砕しよう』を発表。
9月29日、常任幹事会、『民主文学』収支改善対策委員会を発足。

11月24日、第2回幹事会を全国交運共済・東高円寺会館でひらく。声明『憲法をふみにじるPKO協力法案を阻止しよう』、アピール・『民主文学』危機突破組織拡大の訴え『全国研究集会(92年5月)までに加盟員300人、『民主文学』固定読者700人の拡大を!』を採択。

12月 文学5団体、緊急集会「文学は海外派兵を許さない」を東京・全日自労会館でひらく。

○第14回大会時組織状況 同盟員370、準同盟員883、支部125


1992年

3月29日、常任幹事会、自民党の海外派兵法案提出の策動にたいして抗議電報打電。
5月3日、第3回幹事会を全国交運共済・東高円寺会館でひらく。決議『自衛隊の海外派兵に道をひらくPKO法案に断固反対する』『参議院選挙で革新統一をめざす勢力の前進を』、アピール『第15回大会までに、300人の加盟員と700人の「民主文学」固定読者を拡大しよう』を採択。

3〜5日、第12回全国研究集会を全国交運共済・東高円寺会館でひらく。報告者=佐藤静夫、平瀬誠一、三浦健治、小林八重子。

9月20日、常任幹事会、東京都の拡声器規制条令などに抗議、撤回を求める電報を都知事宛打電。

10月25日、常任幹事会、新日本出版社からの《『民主文学』誌赤字解消についての申し入れ》を検討、『民主文学』発行対策委員会を設ける。

12月13日、緊急幹事会を全国交運共済・東高円寺会館でひらき、新日本出版社発行の『民主文学』を、93年3月号より日本民主主義文学同盟発行とすること、当面の運転資金として目標額500万円の自力発行資金のためのカンパを募集することを決める(1000万円を超えるカンパが寄せられた)。アピール『「民主文学」自力発行にあたって−創造・組織活動の一層の発展と新しい飛躍へ』および『組織拡大運動強化のためのお願い』を採択。


1993年

2月19日、「小林多喜二没後60周年記念の夕べ」を東京・豊島公会堂でひらく。挨拶=碓田のぼる、松本忠司、メッセージ=三浦綾子、講演=志位和夫、司会=吉開那津子。

28日、第4回幹事会を全国交運共済・東高円寺会館でひらく。決議『憲法改悪のいかなる策動にも断固反対する』を採択。

5月3〜4日、第15回大会を全国交運共済・東高円寺会館でひらく。『大会宣言』、決議『憲法改悪への道をひらく、いかなる小選挙区制の導入にも反対する』を採択。議長・窪田精、副議長・佐藤静夫、森与志男、事務局長・宮寺清一、編集長・佐藤静夫、編集委員・新船海三郎(実務責任者)、右遠俊郎、小林昭、澤田章子、土井大助。『民主文学』経営委員会を設置(責任者・津上忠)。

8月 常任幹事会声明『悪政継続と自衛隊海外派兵のいっそうの推進、憲法改悪に道をひらく小選挙区制のたくらみを粉砕しよう!』を発表。

8日、広島で原水禁世界大会参加者の交流懇談会がひらかれる。

10月24日、常任幹事会声明『文化と国民生活を破壊する消費税率引き上げ、郵便料金値上げに反対する』を発表。

○第15回大会時組織状況 同盟員389名、準同盟員894名、支部127


1994年

1月23日、常任幹事会声明『小選挙区制法案の廃止をかちとろう』を発表。

3月20〜21日、事務所を同じマンションの1112に移転。

4月 第2回幹事会を全国交運共済・東高円寺会館でひらく。声明『国会解散・総選挙 を要求する』を採択。

29〜5月1日、第13回全国研究集会を全国交運共済・東高円寺会館でひらく。報告者=牛久保建男、右遠俊郎、稲沢潤子、田島一。

5月 民主文学新人賞を設置(小説、評論、戯曲)、第1回募集、締め切りは95年1月。

9月25日、常任幹事会声明『村山内閣の悪政を許さぬ世論と行動をひろげよう』を発表。

10月5日、文学教室・創作専科を新設開講(〜3月、講師=稲沢潤子)。以後今日まで14期を数える。
 

1995年

1月 『民主文学』1月号を『創刊350号記念増大号』として発行。

2月26日、第3回幹事会が東京・カンダパンセでひらかれる。アピール『第16回大会を成功させるための「組織強化月間」の訴え−準同盟員拡大・滞納一掃・前納制の確立を−』を採択。また常任幹事会が訴えた「兵庫県南部地震救援カンパ」の集計分が窪田議長から兵庫県在住花房幹事に手渡された(その後も引き続きカンパ活動が取り組まれた)

4月8日、「土曜講座」を新設。第1回「樋口一葉を読む」=講師・澤田章子。以後今日まで15回を数える。

29〜30日、全国交運共済東高円寺会館で第16回大会をひらく。『大会宣言』および決議『憲法の基本精神の空洞化と改悪策動に抗議する』『一刻も早い核兵器廃絶を実現するためにたたかおう』を採択。議長=窪田精、副議長=森与志男、事務局長=宮寺清一、編集長=新船海三郎を選出。(編集委員=稲沢潤子、右遠俊郎、小林昭、澤田章子、中村泰行、山形暁子、高野裕治を5月度常任幹事会で決定した。佐藤静夫前副議長・編集長は勇退された)。

5月 第一回民主文学新人賞に佐田暢子「夕映えに立つ」が入選、佳作・浅尾大輔「ラウンド・ツウ」、大瀬美恵「嫁入り前」。

7月27日、フランスの核実験再開にたいしフランス大使館あて抗議電報を打電。

8月5日、広島工業大学広島校舎においてシンポジウム「被爆50年と日本文学のいま」を開催。司会=吉開那津子、問題提起=田島一、澤田章子、村中好穂。対談・山口勇子/新船海三郎。

19日、中国の核実験にたいし中国大使館あて抗議電報を打電。

略年史「民主主義文学同盟30年の歩み」を『民主文学』9月号に掲載。

26日、同盟創立30周年レセプションを新宿モノリスでひらく。パネル展、加盟員の書籍展示をおこなう。
「『民主文学』総目次」(創刊〜357号)を刊行。
10月15日、全国交運共済・東高円寺会館で第2回幹事会をひらく。副議長に津上忠氏の補充を決定。決議『沖縄での米兵による少女暴行に厳重に抗議し、日米安保「再定義」に反対する』『中国・フランスの核実験強行にあらためて抗議し、すみやかな核兵器廃絶を求める』『オウム事件を口実とした破暴法の発動に反対する』を採択。

11月15日、「文学同盟創立30周年記念文芸講演会」をカンダパンセ・ホールでひらく。挨拶=宮寺清一、講演=森与志男、対談・佐江衆一/吉開那津子、作品朗読など。

○第16回大会時組織状況 同盟員407名、準同盟員904名、支部130


1996年

1月15日、安保破棄中央実行委員会主催「1・15沖縄連帯集会」に代表を派遣。

18日、「宮本百合子没後45周年記念の集い」が東京・千代田区公会堂でひらかれる。挨拶=櫛田ふき、講演=小林栄三、吉開那津子、作品朗読、ミニコンサートなど。

21日、兵庫県民会館で詩人会議の協力を得てシンポジウム「阪神大震災と創造・表現への問い」をひらく。パネラー=稲沢潤子、木下道子、玉川ゆか(詩人)、中島淳(「兵庫のペン」前事務局長)、和田逸夫。司会=新船海三郎。

3月26日、沖縄での米軍基地裁判での不当判決に対して『安保迎合と基地存続を前提とした不当判決に怒りをもって抗議する』との文書を福岡高裁那覇支部に送付、大田沖縄県知事に激励の電報を打つ。

4月27〜29日、第14回全国研究集会を愛知県犬山市でひらく。地方開催は23年ぶりのことであった。記念講演=松田解子。報告者=森与志男、宮寺清一、山形暁子、佐田暢子、丹羽あさみ、新船海三郎。集会は決議『「日米安保共同宣言」に抗議する』を確認。

5月10日、『民主文学』臨時増刊号として『民主文学30年 短編小説秀作選』を刊行。

6月2日、第3回幹事会をアルカディア市ヶ谷でひらく。決議『消費税率引上げに断固反対する』『非営利団体の法人化を促進しよう』『著作物再販制の廃止に反対する』を採択。幹事会終了後『短編小説秀作選』刊行を祝う会を行なう。

10日、中国の核実験に対して抗議の電報を中国大使館宛打電。

8月 窪田精議長名による「組織拡大の訴え」を加盟員・支部に送付。

9月 『短編小説秀作選』が4刷となり合計6800部となる。

10月6日、シンポジウム「文学創造と企業社会の変化」をひらく。パネラー・風見梢太郎、鴨川考司(全労連副議長)、返田満、原洋司、堀口暁子(日立)、山形暁子、渡辺鋼(石川島播磨重工)。司会・新船海三郎。


1997年

2月23日、柳美里氏のサイン会が「右翼」を名乗る脅迫電話によって中止された問題で、常任幹事会声明『表現・言論への卑劣な攻撃を許さない』を発表。

3月16日、第5回幹事会をカンダパンセ・ホールでひらく。第17回大会幹事会報告を中心に、『民主文学』価格および加盟費改定問題などが検討された。

4月5日、安保破棄中央実行委員会主催「四・五沖縄連帯集会」に代表派遣。

5月 第2回民主文学新人賞に旭爪あかね「冷たい夏」が入選、佳作・山田忠音「本流」吉屋行夫「回転橋」。

3〜4日、東京・日本青年館で第17回大会をひらく。同盟費を2500円から2600円に、準同盟費を1300円から1400円に、『民主文学』誌代を820円(送料84円別)から970円(送料は同盟負担)に改定された。これにともなう規約の一部改正を行なった。『大会宣言』および決議『日米安保の強化と沖縄をはじめとする基地の永久化に抗議する』『民主的な政治と国民生活を守るために』を採択。議長=窪田精、副議長=宮寺清一、森与志男、事務局長=新船海三郎、編集長=森与志男(兼務)を選出。(編集委員=澤田章子、津田孝、平瀬誠一、山形暁子、高野裕治)

29日、「憲法調査議員連盟」の発足にあたって、常任幹事会声明『「憲法論議」を騙る改憲策動を許さない』を発表。

6月 第1期「関西文学教室」を兵庫県西宮にて開校(現在まで7期ひらかれている。また「東海文学教室」が名古屋で2期、「東北文学教室」が弘前・盛岡で開校されている)。

9月28日、常任幹事会声明『日本を戦時協力体制に引き込む新「ガイドライン」に反対する』を発表。

11月 企画部により「東京文学散歩」(第1回「千駄木・本郷を歩く」を実施。以後今日まで8期31コースにおよんでいる。

○第17回大会時組織状況 同盟員412名、準同盟員898名、支部122


1998年

2月15日、全国研究集会の成功を中心議題とする首都圏支部代表者会議を日本青年館でひらく。その後東海、関西でも開催。

20日、新宿・朝日声明ホールにて「小林多喜二没後65周年記念の夕」がひらかれる。挨拶=高井有一、田島一、記念講演=広井暢子、作品朗読など。また小樽、弘前、秋田、大館、伊豆、杉並、静岡など全国各地で「つどい」が開催された。

5月2〜4日、第15回全国研究集会が栃木県鬼怒川温泉・グリーンパレスでひらかれる。記念講演=津上忠。報告者=新船海三郎、能島龍三、原洋司、牛久保建男、澤田章子。

6月14日、第三回幹事会が神楽坂・エミールでひらかれる。声明『核兵器廃絶へ、いまこそあらゆる努力を』を採択。

8月15日、出版事業の第一弾として宮寺清一短編小説集『雷鳴』、山形暁子長編小説『家族の小径』が刊行される。引き続き唐島純三『最初の選択』、大浦ふみ子『女たちの時間』、能島龍三『虎落笛』、青木陽子『斑雪』、風見梢太郎『海岸隧道』、稲葉喜久子『べったら市』、山田郁子『スネア・ドラム』、箭内登『夏めぐりて』、丹羽あさみ『開拓の子』、秋元有子『文学の森』、瀬戸井誠『遺品』、井上文夫『濃霧』が刊行された。

9月8日、声明『長銀への巨額の税金投入に反対する』を発表。

10月1日、出版事業開始と『雷鳴』『家族の小径』出版記念会が新宿・モノリスで行なわれる。

12月13日、第四回幹事会を神楽坂エミールでひらく。「手塚英孝賞」創設を確認。


1999年

5月8〜9日、文京区ホテル機山館にて第十八回大会をひらく。『大会宣言』および 決議『「戦争法」の廃案に全力をつくそう』を採択。第1回幹事会が開かれ、22名の常任幹事と次の四役を選出した。議長=森与志男、副議長=宮寺清一、吉開那津子、事務局長=新船海三郎、編集長=稲沢潤子、(編集委員=小林昭、佐田暢子、津田孝、能島龍三、高野裕治)。16年間議長をつとめてきた窪田精が常任幹事を退任。

7月12日、事務所が渋谷区本町1―7―16 初台ハイツから「渋谷区本町6―8―1 田中ビル2F」に移転。

31日、同盟事務所にて東京近郊40歳以下加盟員との懇談会が開かれる。

8月 「日の丸・君が代」法の可決、盗聴法の採決強行に常任幹事会声明、事務局長談話を発表。

10月 組織部「若い世代へのアンケート」実施。

12月19日、東京・神楽坂エミールで、第16回全国研究集会、同盟創立35周年の取り組みなどを主議題とする第2回幹事会がひらかれる。

○第18回大会時組織状況 同盟員425名、準同盟員848名、支部120


2000年

1月〜3月 第2回幹事会の内容を徹底するために九州、関西、関東、東北、各地域在住同盟員・支部代表者会議をひらく。

4月5日、第1回手塚英孝賞を乙部宗徳「『一九二八年三月十五日』から『地区の人々』へ」が受賞。

28〜30日、京都・醍醐プラザホテルで第16回全国研究集会をひらく。問題提起=森与志男、パネルディスカッション・パネラー=乙部宗徳、宮寺清一、森与志男、吉開那津子、稲沢潤子(司会)、分科会報告者=草川八重子、田島一、洲浜昌弘、青木陽子、秋元有子、岩淵剛。

7月9日、同盟創立35周年記念諸行事の成功をめざす取り組みを主議題とする第3回幹事会が東京本郷・機山館でひらかれる。
『民主文学』8月号を増大号として発行。
8月26日、同盟創立35周年記念レセプションを東京・日本教育会館でひらく。

10月11日 同盟創立35周年記念文芸講演会を文京シビックホールで開く。挨拶=森与志男、講演=旭爪あかね、平瀬誠一、インタビュー=金石範(聞き手・新船海三郎)


2001年

1月28日、第19回大会に向けた運動上の課題を意思統一するために第4回幹事会が東京本郷・機山館でひらかれた。

3月25日、第5回幹事会を東京本郷・機山館でひらく。第19回大会幹事会報告案、規約改定案などが検討された。「新しい歴史教科書を作る会」が検定に付している中学校歴史教科書について、「歴史を歪曲し、侵略戦争を美化する歴史教科書を認めない」の幹事会声明を発表した。

5月 第4回民主文学新人賞に渥美二郎「ゴールタッチ」が入選、佳作・河原俶子「夏の光り」、山田大輔「朝もや」、浜田美鈴「透明な心の風景」。

12〜13日、東京本郷・機山館で第19回大会をひらく。同盟歴と年齢だけが事実上の基準・慣例となっていた名誉同盟員制度を廃止、幹事選挙を大会時ではなく事前に行うことで同盟員全員の意思が反映されるようにするなどについて規約の一部改正を行なった。『大会宣言』および決議『小泉首相の危険な改憲、タカ派路線にたいするたたかいを広く呼びかける』を採択。第一回幹事会で23名の常任幹事と次の4役を選出した。議長=森与志男、副議長=宮寺清一、吉開那津子、事務局長=新船海三郎、編集長=稲沢潤子。(編集委員=小林昭、佐田暢子、能島龍三、宮本阿伎、高野裕治)

12月9日、第2回幹事会が東京本郷・機山館でひらかれた。「『戦争をする国』への変貌を許さず、意欲的な創造・批評活動と加盟員、『民主文学』読者の増勢で第17回全国研究集会を迎えよう」の同盟員・支部への呼びかけを出す。

○第19回大会時組織状況 同盟員423名、準同盟員813名、支部120


2002年

4月14日 第1回「若い世代の文学カフェ」(ゲスト 旭爪あかね・首藤順一)をひらく。

5月 第2回手塚英孝賞を伊藤知代「ナタリーヤ・バランスカヤ『ありふれた一週間』をめぐって」が受賞。

3〜5日、北海道札幌市・定山渓ホテルで第17回全国研究集会をひらく。問題提起=稲沢潤子、分科会報告者=宮寺清一、能島龍三、青木陽子、琴坂守尚、吉開那津子、松木新。

6月3日 豊島区南大塚2-29-9サンレックス202に事務所を移転。

6月9日、第3回幹事会が東京本郷・機山館でひらかれた。「『戦争国家』づくりへの危険な急傾斜に反対する」の声明を発表する。

12月8日、第4回幹事会が東京本郷・機山館でひらかれ、規約改正案を・幹事選出にあたっての選挙細則を話し合う。


2003年

3月30日、第4回幹事会を東京大塚・ラパスホールでひらく。第20回大会幹事会報告案、規約改定案などが検討された。

5月 第5回民主文学新人賞に横田昌則「夜、やがて朝」が入選、佳作・燈山文久「希望の原理」、神林規子「子の隠し」。

10〜11日、東京本郷・機山館で第20回大会をひらく。「日本民主主義文学会」と名称を変更することを含む規約の全面的改正と運用規程を新設した。『大会宣言』および決議『有事法案・個人情報保護法案の廃案をつよく求める』『若者の未来を閉ざす教育基本法の改悪に反対する』を採択。第一回幹事会で18名の常任幹事と次の4役を選出した。会長=森与志男、副会長=宮寺清一、吉開那津子、事務局長=新船海三郎、編集長=平瀬誠一。(編集委員=牛久保建男、田島一、宮本阿伎、吉開那津子、丹羽郁生、実務担当・新倉孝悦)

12月9日、第2回幹事会が東京本郷・機山館でひらかれた。

12月29〜1月2日 第27回・山の文学学校が長野県栄村で開かれた。講師=安宇植、稲沢潤子、新船海三郎。

《第20回大会で選出された役員》
【幹事】 青木陽子、秋谷徹雄、浅尾大輔、阿部誠也、渥美二郎、稲沢潤子、今崎暁巳、岩淵剛、牛久保建男、右遠俊郎、江崎淳、大浦ふみ子、乙部宗徳、風見梢太郎、勝山俊介、亀岡聰、唐島純三、北村隆志、草川八重子、草薙秀一、工藤威、窪田精、高野裕治、小林昭、小林八重子、佐藤貴美子、澤田章子、新船海三郎、田島一、千頭剛、津上忠、鶴岡征雄、土井大助、なかむらみのる、丹羽郁生、能島龍三、旭爪あかね、平瀬誠一、松木新、三浦光則、宮寺清一、宮本阿伎、森与志男、山形暁子、吉開那津子。
【会計監査】 大石敏和、塚原理恵、原恒子。
【常任幹事】 稲沢潤子、岩淵剛、牛久保建男、乙部宗徳、風見梢太郎、草薙秀一、工藤威、佐藤貴美子、澤田章子、新船海三郎、田島一、能島龍三、平瀬誠一、宮寺清一、宮本阿伎、森与志男、山形暁子、吉開那津子。

○第20回大会時組織状況 同盟員409名、準同盟員767名、支部115


2004年

2月 日本民主主文学会の精選・自費出版シリーズとして、これまでの《自選叢書》から名をあらため、《民主文学館》が新規にスタート。

4月10日 イラク派兵 憲法改悪…… 「いま 何をどう書くか」4.10文学のつどい
を、詩人会議、新日本歌人協会、新俳句人連盟と共催。(文学会からは、パネリスト=田島一、コーディネータ=新船海三郎)。

6月27日 第3回幹事会を東京本郷・機山館で開く。憲法九条を守れと呼びかけた「九条の会」にこたえて、各地で積極的に活動していくことを確認、声明を発表。

7月17〜19日 長野県温泉「戸倉上山田清風園」で第18回全国研究集会を開く。シンポジウム問題提起=田島一、パネリスト=渥美二郎、岩渕剛、旭爪あかね、吉開奈津子、コーディネータ=新船海三郎、分科会報告者=能島龍三、風見梢太郎、北村隆志、平瀬誠一、丹羽郁生、宮本阿伎。

12月12日 第4回幹事会を東京本郷・機山館で開く。第21回大会の招集を確認。選挙管理委員会、幹事候補選考委員会を選出。


2005年

3月21日、第5回幹事会を東京・茗荷谷のレストラン・ボングーでひらく。第21回大会への幹事会報告案、決算の見通しと予算案の基本方向などが検討された。

5月 第6回民主文学新人賞に、秋元いずみ「銀の鳥」が入選。佳作・須藤みゆき「冬の南風」、小栗俊郎「朝焼けの雲」。

7〜8日、東京・水道橋、東京グリーンホテルで第21回大会をひらく。名称変更・規約改正後に初めて迎える大会であり、同時に、戦後60年、文学会創立40周年という歴史の大きな節目のもとで開かれる大会となった。『大会宣言』および決議『憲法改悪に反対し九条を守りましょう』を採択。第1回幹事会で19名の常任幹事と次の四役を選出した。会長=森与志男、副会長=宮寺清一、吉開那津子、事務局長=田島一(新)、編集長=平瀬誠一。
○第21回大会時組織状況 会員403人、準会員755人、支部108

15日 第5回若い世代の文学カフェ(ゲスト 澤田章子・崎田和子)をひらく。

6月 創立40周年記念短編集『時代の波音』を出版(編集・民主文学会、発売・新日本出版社)。
8月27日 文学会創立40周年記念レセプションを東京・日本青年館でひらく。

10月 創立40周年記念文学入門書『小説の心、批評の目』を出版(編集・民主文学会、発売・新日本出版社)。

19日 文学会創立40周年記念文芸講演会を東京・文京シビックホールひらく。講演=森与志男「いつわりの言葉とほんとうの言葉」、辻井喬「文学は何を語ればよいのか」、鼎談=右遠俊郎、旭爪あかね、新船海三郎「文学の中の青春」。参加者413人。

12月18日 第2回幹事会を東京・かんぽヘルスプラザ東京でひらいた。「改憲策動と『国民投票法案』の制定に反対する」声明ならびに「会員・準会員・『民主文学』読者の増勢で第19回全国研究集会を迎えよう」のアピールを採択。


2006年

4月23日 常任幹事会は、「『教育基本法』改悪案と『国民投票法案』の提出に反対する」声明を採択。

5月19日 宮本百合子没後55年、「百合子の文学を語る集い」を、東京・四谷区民ホールで開く。多喜二・百合子研究会、婦人民主クラブ(再建)と共催。講演=森まゆみ「駒込林町の百合子さん」、澤田章子「戦禍のなかの百合子」、発言=浅尾大輔「いま、僕らの世代から」、作品朗読=有馬理恵「播州平野」。参加者470人。

5月31日〜6月3日、第30回春期・山の文学学校(栄村・北野天満温泉)を開校。講師・新船海三郎、田島一

6月1日 第4回手塚英孝賞を発表。猪野睦『埋もれてきた群像―高知プロレタリア文学運動史―』が受賞。

6月4日 第3回幹事会を東京・「かんぽヘルスプラザ東京」で開く。「教育基本法改悪法案、『共謀罪』法案、改憲手続き法案の廃案を求める」声明を採択。

7月15日〜17日 秋田県たざわこ芸術村・温泉ゆぽぽで、第19回全国研究集会を開く。シンポジウム「今、文学に何が求められているか」、パネリスト=乙部宗徳(問題提起)、平瀬誠一(コーディネータ)、青木陽子、牛久保建男、能島龍三、吉開那津子。分科会報告者=丹羽郁生、和田逸夫、旭爪あかね、工藤一紘、稲沢潤子、新船海三郎。

9月24日 常任幹事会は、「東京地裁判決を真摯に受けとめ、控訴の断念とともに、違憲・違法な通達の廃止、『日の丸・君が代』強制の中止を直ちにもとめる」声明を採択。

10月23日 常任幹事会は、「内心の自由、言論・表現の自由を奪う『共謀罪』法案の廃案を求める」声明を採択。

12月10日  第4回幹事会を、東京・「かんぽヘルスプラザ東京」で開く。第22回大会の招集を確認。選挙管理委員会、役員選考委員会を選出。「根拠も道理も崩れた『教育基本法改悪法案』の廃案とともに、『防衛省』法案、改憲手続き法案の廃案を強く求める」声明を採択。



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