作者と読者の会   近・現代文学研究会
創造・批評理論研究会
最新の報告

 これまで、民主主義文学運動の批評活動の活性化と充実を目的に1998年4月に発足した「批評研究会」(発足当初の名称は「批評を考える会」)は、批評の書き手を中心に創作の書き手や読者の自由な参加も得て、互いの理解と研鑽をはかりながら、多様なテーマと形式をとりいれ持続的に開催してきました。
 第26大会期より新たに、「創造・批評理論研究会」としてスタートし、創造・批評の更なる発展をめざして、理論研究を深めていくこととしました。
 戦後の民主主義文学運動発足当時に、宮本百合子は「両輪」(『新日本文学』1948年3月号)という評論で、「創作活動と理論活動は、民主主義文学運動において車の両輪である」と述べています。創造・批評の力量を高める研究の場ですので、どなたもふるってご参加ください。

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第5回創造・批評理論研究会
 日 時=9月2日(金)午後6時〜8時頃
 場 所=民主主義文学会事務所
 テーマ=『宮本顕治文芸評論選集』第一巻
「あとがき」の今日的意義
 報告者=久野通広氏(文芸評論家)
 参加費=300円(資料代)
 
 
例会のテーマおよび報告者一覧
◇戦後民主主義文学運動を考える
    −−(1)宮本百合子「両輪」「その柵は必要か」(岩渕剛)
◇新船海三郎著『文学にとっての歴史意識』(小林八重子)
◇細尾幸作「『工場細胞』『オルグ』にみるプロレタリア・リアリズム」(佐藤三郎)
◇「エンゲルスのバルザック評価とリアリズム論」(牛久保建男)
◇第二回手塚英孝賞受賞評論=
   伊藤知代「ナターリャ・バレンスカヤ『ありふれた一週間』をめぐって」(亀岡聡)
◇旭爪あかね『稲の旋律』に関する批評をめぐって(北村隆志)
◇戦後民主主義文学運動を考える−−(2)宮本顕治著『批判者の批判』二回連続(岩渕剛)
◇北條元一『文学・芸術論集』より「私と文学・芸術論」「芸術とは何か」二回連続(三浦健治)
◇石井正人「文芸時評について」(岩渕剛)
◇中村光夫『風俗小説論』(北村隆志)
◇吉本隆明「転向論」(講談社文芸文庫『マチウ書試論・転向論』所収)(岩渕剛)
「リアリズムを考える」―第18回全国研究集会の討論から(新船海三郎)
「リアリズムを考える」―21世紀のリアリズムの視点(三浦健治)
「左翼としての江藤淳」(北村隆志)
「戦後民主主義文学運動を考える(4)新日本文学会第11回大会をめぐって」
「一九三〇年代をなぜ読むか」(乙部宗徳)
「戦後民主主義文学運動をふりかえる(5) リアリズム研究会の動き」(岩淵剛)
「戦後民主主義文学運動をふりかえる(5) リアリズム研究の動き」パートU(岩渕剛)
「小説の心、批評の目」より、乙部宗徳「『リアリズム論』を考える」(久野 通広)
「小説の心、批評の目」より、小林 昭「文学の批評精神―状況を生きる主体として」(牛久保建男)
「小説の心、批評の目」より、稲沢潤子「ルポルタージュと現代」(新船海三郎)
「戦後民主主義文学運動をふりかえる(六)日本民主主義文学同盟の創立(岩渕剛)
「小説の心、批評の目」より、永井潔「批評論序説」(小林昭)
「小説の心、批評の目」より、新船海三郎「民主主義文学とは」(乙部宗徳)
文学同盟第二回大会前後(1976年当時) ─「統一戦線的創作方法」をめぐって─(岩淵 剛)
鶴見俊輔 『限界芸術論』(北村 隆志)
「いま多喜二をどう読むか──“小林多喜二没後七十五年特集”各論考ほか」(牛久保建男)
大江健三郎 『新しい文学のために』 第1回(三浦健治)
大江健三郎 『新しい文学のために』 第2回(三浦健治)
磯田光一 『鹿鳴館の系譜』(岩渕 剛)
水村美苗 『日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で』など(岩渕剛
今日的な文学論、芸術論、言語論について─故永井潔さんの著作を読み解く─(水野昌雄
前田 愛著 「二階の下宿」(「浮雲」)、「子どもたちの時間」(「たけくらべ」)の二篇の論考について(宮本阿伎)
岩渕 剛 「徳永 直 『太陽のない街』とその周辺」(『國文學』2009年1月号・特集「再読プロレタリア文学」より) (北村隆志)
村上 春樹 『1Q84』について  (北村隆志)
加藤 周一 『日本文学史序説』より、「日本文学の特徴について」(上巻)を中心に。(三浦健治)
本誌4月号 特集「話題作を読む」から 三浦協子 「川上未映子 『ヘヴン』」(岩渕 剛)、牛久保建男 「池澤夏樹 『カデナ』」(乙部宗徳)
創立45周年記念『文学運動の歴史と理論』(日本民主主義文学会編/新日本出版社) パネリスト=新船海三郎 乙部宗徳 北村隆志
北村隆志「告別の人 右遠俊郎論」 (新船海三郎)
「東日本大震災特集 ─ 原発事故を考える」 (本誌2011年8月号) (北村隆志)
柴垣文子「星につなぐ道」(本誌2010年7月〜2011年7月)をめぐる批評を読む
本誌2012年8月号特集「いま、原爆文学を読む」 澤田章子、小林 昭、松木 新、山形暁子の各評論4編
石井正人の最新評論「食らうべき文学史」(代々木支部支部誌『クラルテ』第4号掲載)(岩淵 剛)
「小林多喜二没後80年特集」(本誌2月号)*小林多喜二に関する4評論を中心に。(宮本阿伎)
浅尾大輔著 『新解 マルクスの言葉』(バジリコ株式会社) (北村隆志)
◇(2014年5月) 特集 創作方法の探求(本誌2014年5月号)/「小説における視点の問題」(青木陽子)、「文学における題材とは」(牛久保建男)、「人間を描く、ということ」(小林 昭)、「小説の面白さ」(松木 新) の4編 (石井正人)
◇(2014年12月)荻野富士夫編著 『闇があるから光がある―新時代を拓く小林多喜二』
◇(2015年10月)リアリズム研究会とは何だったのか?(岩渕 剛)
◇(2015年11月)窪田精『フィンカム』について(牛久保建男)
◇(2016年1月)社会主義リアリズムについて(谷本 諭)
◇(2016年3月)
霜多正次「沖縄島」における創作方法(乙部宗徳)
◇(2016年9月)『宮本顕治文芸評論選集』第一巻「あとがき」の今日的意義(久野通広)