2012年11月号 創作小説紹介


     
 
 「裾野便り」能島龍三
   学生時代の友人からの手紙で、私は辛い過去の体験を思い出す。

 「たとえば、イッシーのこと」和田逸夫
   施設にボランティアに来る美輪さんは、ぼくたちに川に棲むイッシーの話をしてくれる。

 「母の鼻歌」入江秀子
   九十歳になった母親は、毎晩のように闇の中で鼻歌を歌っている。

 「クリスマスコンサート」戸切冬樹
   鉄鋼労働者でつくった合唱団のコンサートで、基山は職場での差別を思い起こす。

 「コンチネンス」塚原理恵
   長男を出産してから、尿失禁で悩んでいた美怜に、東日本大震災の映像が……
    
 
       

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