2019年10月号 作品紹介

     
 

「時生、十五の春」櫂悦子
 高校入試の発表の日、時生はラジオの前で緊張していた。一九六一年の三月、不合格なら就職の道しかなかった。

「手かさぎの感触」東喜啓
 啓一は徳之島の砂糖黍農家の長男。高校卒業を前にして、農家を継ぐことを決意していたが・・・。

「誕生日」一條まさみ
 八十歳を目前にした君枝は、いまだに自分がいつ、どこで生まれたのか知らなかった。

「百歳万歳の日まで」紫野咲葦女
 九十歳をこえる「私」は小説の講座に通っていた。あるとき、深刻な病気が発見された。

 
       

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