2014年2月号 作品紹介


     
 
 「走り出す」 笹本敦史
   委託労働者の組織化を任されたのはパートの労組専従、妙子だった。
 「山の端に陽は落ちて」 工藤勢津子
   八十七歳の母の物忘れは、単なる加齢によるものとは思えなかった。
 「黄昏どきの街で」 山形暁子
   町会から毎週土曜日に防犯パトロールをやるようになったという連絡がくるが……
 「波濤の彼方」 吉開那津子
   小学校時代の友人から、トラック島への慰霊旅行団を募集していることを知らされる
       
 
       

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