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〔1月号〕

新春創作特集

ある坑道にて          松田 解子

福永君と巡補          右遠 俊郎

根を下ろす           井上 文夫

酒               栗原  茂

雨の中を            渥美 二郎

揺れる灯            倉園沙樹子

風の地平(13)        能島 龍三

未明のとき(5)        廣岡 宥樹

現代アジア短編特集

〈ベトナム〉

神がかった呪文    ヴォー・ティ・ハーオ

                加藤 栄訳

〈ビルマ〉

駅             キンキントゥー

商い             南田みどり訳

軍隊日記から(詩)        土井 大助

戦争と平和―サルデーニャ島にて―  

(短歌)            碓田のぼる

穂高(俳句)           敷地あきら

エッセイ

鱓の呟き(1)         永井  潔

続・のべつ幕なし(13)    津上  忠

冬敏之『ハンセン病療養所』出版記念

 文芸講演会より

ハンセン病療養所と文学     冬  敏之

私の二十世紀

労働者として生きた半世紀    山本 義雄

連帯を求める子どもたち     赤木 信久

評論

テロ・軍事報復にこだわる文学者の発言

(文芸時評)          松木  新

リストラの時代にあって 

(サークル誌評)        三浦 健治

芸術批評の広場

映画「今日から始まる」     川崎はま子

文学ニュース

坂本育雄『評伝 廣津和郎』   和田 逸夫


〔2月号〕

創作

生きる             辻本ひで子

途上              唐島 純三

告白              浜田 美鈴

雨模様             井上 芳郎

風の地平(最終回)       能島 龍三

未明のとき(6)        廣岡 宥樹

(詩)             森  哲弥

悲憤の雪(短歌)         山本  司

句集「にちにち抄」から(短歌)  石川 元彦

日本の素顔

「興銀」は責任をとれ! たたかう池貝の

仲間たち           宮寺 清一

評論

「工場細胞」「オルグ」にみる

「プロレタリア・リアリズム」 細尾 幸作

原健一「我が村は美しく」の風景 津田  孝

「本格小説」のことなど(文芸時評)松木  新

基層にある戦争の時代

(サークル誌評)        三浦 健治

座談会

二〇〇一年日本文学と展望

    岩渕  剛 牛久保建男 新船海三郎

(司会)高野裕治

〈報復戦争に反対する文学の集い〉より

アメリカの世界戦略と平和の問題 浅井 基文

私の二十世紀

軍国少年            柳橋 正一

エッセイ

百合子と沖縄          波照間次郎

追悼

永見恵さんを偲ぶ        小林 栄子

芸術批評の広場

ドキュメンタリー映画「闇を掘る」 

          秋谷 徹雄

声明 

「戦争をする国」への変貌を許さず、意欲的な

創造批評活動と加盟員、『民主文学』読者の増

勢で第十七回全国研究集会を迎えよう

 文学同盟第二回幹事会


〔3月号〕

創作

飛翔(1)           入江 秀子

空洞              戸切 冬樹

早春のうぐいす         上杉 文代

桜               岩見  正

五〇一号室           兵頭  勉

広場にて            原  恒子

未明のとき(7)        廣岡 宥樹

冬桜(詩)            瀬野 とし

飛行機(短歌)          小石 雅夫

冬の雲(俳句)          野原 輝一

日本の素顔

白い牛乳は白いままで―人権と食の安全守る

明治乳業争議団のたたかい   松下 秀孝

海外文学はいま<ハイチ>

過酷な現実が示す「人間本来のあり様」

 山本  伸

エッセイ

ハノイに三人の作家を訪ねる   稲沢 潤子

何もなくなってしまったあとに―九・一一

同時テロ事件以後       加勢 俊夫

続・のべつ幕なし(14)    津上  忠

評論

春をよぶひとびと―稲沢潤子『早春の家』を

読む             小林八重子

現実の重みの描出(文芸時評)   乙部 宗徳

現実を描くことの大切さと難しさ

(サークル誌評)        風見梢太郎

近代文学探訪

武田麟太郎「日本三文オペラ」  新船海三郎

私の二十世紀

苦力              林  五郎

思い新たな早大大山郁夫事件   篠原 匡文

芸術批評のひろば

池袋小劇場「セチュアンの善人」 鷲山 恭彦

映画「ホセ・リサール」     松田まゆみ

書評

千曲山人「一茶を訪ねて」    原  健一

文学同盟第十九回大会第二回幹事会の報告

(大要)


〔4月号〕

遺稿

楽々荘の変な老人たち      間宮 茂輔

             解説 間宮  武

創作

四・二七スト          浅田  豊

仲間              横田 昌則

未明のとき(8)        廣岡 宥樹

飛翔(2)           入江 秀子

ぼろぼろの桜の木の下で(詩)   山本 隆子

真の文明は(短歌)        奈良 達雄

雲南仲秋(俳句)         千曲 山人

続・のべつ幕なし(15)    津上  忠

日本の素顔

BSE(狂牛病)発生と酪農家   佐々木健三

全国研究集会への問題提起

今日の文学に何をもとめるか   稲沢 潤子

現実をリアルに描く―不況・リストラの

嵐のなかで          宮寺 清一

社会・人生への問題意識と作品化

―「風の地平」まで      能島 龍三

若い世代の作品世界       青木 陽子

多喜二をいまに読む―時代と風土と

       琴坂 守尚

  

書き始めた人たちと考える―小説とは

何なのだろう         吉開那津子

批評のいま、批評のあり方―文芸時評から

考える            松木  新

評論

人生の背後に(文芸時評)     乙部 宗徳

現実をより深く描くための手立てを

 (サークル誌評)        風見梢太郎

私の二十世紀

深層記憶に残る歌        田中 誠一

芸術批評のひろば

青年劇場「ケプラー あこがれの星海航路」

       高野 裕治

書評

三宅陽介『凱風快晴』      宮本 阿伎

杉本一男詩集『坑の残像』    秋村  宏

 


〔5月号〕

創作

ペン・パル           吉開那津子

母の秋             右遠 俊郎

天皇と飴と旗          林田 遼子

六道の辻            真野 朱美

未明のとき(9)        廣岡 宥樹

飛翔(3)           入江 秀子

現代アジア短編小説

〈ベトナム〉  

魂を落とした男        ヴー・バーオ

加藤 栄訳・解説

〈シンガポール〉

廊下        アルフィアン・サアアト

幸節みゆき訳・解説

(詩)             草野 信子

土を食う児ら(短歌)       佐藤 靖彦

木の芽どき(俳句)        安藤今朝吉

エッセイ

鱓の呟き2           永井  潔

続・のべつ幕なし(16)    津上  忠

日本の素顔

鳥取西部地震 一年目の現地調査 保田 慶子

評論

冬敏之の人と文学――多喜二・百合子賞受賞の

お祝いと追悼と        鶴岡 征雄

老いた者の異議申し立て、萎えた若者の希求

(文芸時評)          北原 耕也

主題と向き合い、絞り込んで(サークル誌評)

    青木 陽子

私の二十世紀

悲しみ             木下 順一

幸せは闘いと共に        佐々木 努

追悼

松本忠司を惜しむ        佐藤 静夫

芸術批評のひろば

映画「地獄の黙示録・特別完全版」山本  證

映画「カンダハール」      燈山 文久

書評

新船海三郎『文学にとっての歴史意識』

         能島 龍三

永安義夫『苅藻川』       草薙 秀一

 


〔6月号〕

第2回手塚英孝賞

ナターリヤ・バランスカヤ『ありふれた一週間』

をめぐって          伊藤 知代

選評

「足摺岬」再考         下田 城玄

創作

迷彩顔             山城 達雄

父の幻             平瀬 誠一

水を送る            秋谷 徹雄

未明のとき(10)       廣岡 宥樹

飛翔(4)           入江 秀子

沈められた海(詩)        佐藤 文夫

フランスパン(短歌)       日野 きく

虚仮の春(俳句)         白井 房夫

エッセイ

鱓の呟き3           永井  潔

続・のべつ幕なし(最終回)   津上  忠

日本の素顔

生産者安値に悩む津軽のりんご農家

 小野 郁男

座談会

不況・リストラは労働者をどう直撃しているか

    原  洋司 田島  一 堺 田鶴子

    岡村 親宜   (司会)稲沢 潤子

評論

事実の裏にある真実に迫れるか(文芸時評)

    北原 耕也

素材を小説へ――形象化の課題(サークル誌評)

   青木 陽子

私の二十世紀

良心に支えられて        安間 邦子

追悼

金井廣さんを偲ぶ        新船海三郎

芸術批評のひろば

映画「神の子たち」       森 与志男

第55回「アンデパンダン展」  内藤久美子

書評

花房健次郎遺稿集『文学の時間』 佐藤 静夫

山口守圀『文学に見る反戦と抵抗』奈良 達雄

 


〔7月号〕

応募短編小説特集

相良の遺言           宮寺 清一

あにいもうと          木下 順一

行年二十三歳          森脇 勝弘

セピア色の追憶         村中 好穂

脳内血腫            谷口 一男

アルミ缶            竹之内宏悠

模索              松山 薪子

一本の煙突           神林 規子

ある訃報            稲沢 潤子

未明のとき(11)       廣岡 宥樹

飛翔(5)           入江 秀子

ぼくは戦った(詩)      いだ・むつつぎ

痛み(短歌)           青木 容子

メーデー二〇〇二(俳句)     望月たけし

田舎村長人生記(1)      高橋 彦芳

評論

日本の作家と満州問題(上)―夏目漱石の

場合―            坂本 育雄

「小説」たりえているか(文芸時評)和田 逸夫

切磋琢磨を重ねながら(サークル誌評)

       山形 暁子

第17回全国研究集会に参加して

「評論家の目」を育てる     伊藤 知代

分科会の討論を通じて      倉園沙樹子

なまの現実と小説の現実の間で  高橋 篤子

課題二つ            田中 恭子

書く情熱と意欲を与えられた   林田 遼子

辛夷咲く定山渓は        山田 大輔

私の二十世紀

社会を変えたいの一念で     菊地 栄子

芸術批評のひろば

記録映画「平塚らいてうの生涯」 柏木 和子

書評

きしだみつお初期戯曲集『吹雪のうた』

         栗木 英章

田中政雄『濡れ落葉防止条令』  立石 正巳

 


〔8月号〕

創作

「かえり船」異譚        右遠 俊郎

木戸の中            加藤 節子

化粧する男           田村 光雄

現代ベトナム小説

善良な殺人者      ライ・ヴァン・ロン

加藤 栄訳・解説

連作・十五行詩人論リアリズムの勝利

*金子光晴(詩)        浅尾 忠男

怒りの瘤(短歌)         山本  司

最上川(俳句)          田中千恵子

未明のとき(最終回)      廣岡 宥樹

飛翔(5)           入江 秀子

エッセイ

鱓の呟き(4)         永井  潔

田舎村長人生記(2)      高橋 彦芳

日本の素顔

国会傍聴記“答弁不能”の意味するもの

 能島 龍三

対談

アフガニスタンで見たこと考えたこと

          西尾 正哉 伊藤 和子

             聞き手・稲沢潤子

評論

大岡昇平にみる戦争と文学   小林  昭

日本の作家と満州問題(下)

―廣津和郎の場合―      坂本 育雄

社会科学的な目を養う(文芸時評) 和田 逸夫

小説を書く姿勢について(サークル誌評)

      山形 暁子

私の二十世紀

よき組合員は、よき教師     遠藤 信房

近代文学探訪(53)

原 民樹「夏の花」       澤田 章子

芸術批評のひろば

人間座「青春を返せ―受験高校生殺人事件」

       北條 元一

書評

倉橋綾子『憲兵だった父の遺したもの』

                稲葉喜久子

 


〔9月号〕

創作

無限気流(1)         井上 文夫

土の精             青井  傑

アンティークな額        倉園沙樹子

まわり道            横田 昌則

花冷えの街から         川本 幹子

おとうと            大浦ふみ子

遺稿

柊の花             冬  敏之

飛翔(7)           入江 秀子

再訪(詩)            鈴木 文子

わが生家跡(短歌)        赤塚  堯

薔薇の街(俳句)         鈴木  映

エッセイ

鱓の呟き5           永井  潔

田舎村長人生記(3)      高橋 彦芳

日本の素顔

転勤という名の首切り―もう一つの就職活動―

     戸切 冬樹

評論

戦争をどう書くか―ジャック・ゴーシュロンの

詩「湾岸戦争を展望する岬」にふれて― 

        大島 博光

戦後精神の復権―森与志男『戦後の風』を読む

          松木  新

人と社会とつながって―『稲の旋律』を読む

       須沢 知花

虚構のたのしみ(文芸時評)    小林  昭

底流をなす平和への願い(サークル誌評)

      堺 田鶴子

私の二十世紀

三百万人との約束        志村 秀子

私の戦前史 後輩に伝えたいこと 板垣  清

『早春の賦―小林多喜二』生誕百年・没後七十

年記念の再演に思うこと    津上  忠

芸術批評のひろば

映画「この素晴らしき世界」   児玉由起恵

書評

新船海三郎『身を知る雨』    旭爪あかね

 


〔10月号〕

創作

GROWING UP      渥美 二郎

ウイルス            竹之内宏悠

メコンの蛍           稲沢 潤子

飛翔(8)           入江 秀子

無限気流(2)         井上 文夫

たにし(詩)           村尾イミ子

(短歌)            吉村キクヨ

涸れるなよ―圏央道から高尾山の自然を守る

天狗集会にて(俳句)      石川 貞夫

エッセイ

鱓の呟き(6)         永井  潔

田舎村長人生記(4)      高橋 彦芳

日本の素顔

「脱ダム宣言」と浅川ダム    石坂 千穂

評論

小説の中の眼―「わが青春のハイマートロス」

小感             神原 孝史

本当の教育と自己変革の課題  

 ―能島龍三「風の地平」を読む 牛久保建男

意匠くらべの風潮(文芸時評)   小林  昭

文章の後ろ姿、社会の後ろ姿(サークル誌評)

    堺 田鶴子

近代文学探訪(54)

梅崎春生「幻化」         鶴岡 征雄

私の二十世紀

沖縄でたたかった誇り       上原 清治

二〇〇二年夏・ヒロシマで―原水爆禁止世界大会

に参加して           平瀬 誠一

追悼

敷村寛治さんを惜しむ       高橋 久視

伊藤信吉さんを悼む―文学運動とのかかわりで

        土井 大助

芸術批評のひろば

映画「マジェスティック」     最上  裕

「五十周年記念平和美術展」    丹羽 郁生

書評

黒薮次男『墳墓』         三戸 潤子

笠原美代『母の手のひら寒の星』  秋元 有子

 


〔11月号〕

創作

豚平酒場             森 与志男

雪の下から            斉藤 静子

父親もどき            秋谷 徹雄

帰郷               能島 龍三

現代ベトナム小説

村娘ティー             イ・バン

              加藤 栄訳・解説

飛翔(9)            入江 秀子

無限気流(3)          井上 文夫

オンリーワンの人生―歌手新垣勉の「サトウキビ

畑」(詩)            南浜 伊作

白川郷まで(短歌)         水枝 弥生

八月(俳句)            和田つねお

エッセイ

田舎村長人生記(5)       高橋 彦芳

日本の素顔

私鉄経営の実態と交通労働者    星野  勇

評論

宗教と文学(上)―文学にとって不可欠かつ暗黙

の前提としての宗教生活     石井 正人

長いたたかいの歳月のうえに―井上文夫『濃霧』

を読む             岩渕  剛

今新たな感動を呼ぶ―瀬戸井誠『遺品』を読む

        近藤 瑞枝

作家の責任について考える(文芸時評)森本 泰子

大きな体験に基づいた作品の迫力に学ぶ

(サークル誌評)         風見梢太郎

私の二十世紀

アカシアの凱旋門         山川みづほ

旗を受け継いで          杉野 武彦

ごくつぶし            木村 幸子

芸術批評のひろば

こまつ座「太鼓たたいて笛ふいて」 澤田 章子

 


〔12月号〕

支部誌・同人誌推薦作品特集

〈優秀作〉アンサブル・イン・スモッグ

(大阪泉州文学)        森川 雅弘

霧島のキヨばあさん(火山脈)   溝添 雅夫

みちの思い(丘陵)        美濃 鏡子

細密検査(河口)         縞  重広

正三(湘南文芸)         加藤 秀子

選評 岩渕 剛 風見梢太郎 堺田鶴子

 能島龍三 森与志男

飛翔(10)           入江 秀子

無限気流(4)          井上 文夫

エリコっていうのは…―店を閉じ兵の検問受けて

いるエリコというは哀しみの町(詩) 宮崎  清

樹光(短歌)            なめきみきお

蝉しぐれ(俳句)           古田  海

田舎村長人生記(6)   高橋 彦芳

日本の素顔

新基地建設基本合意渦まく―沖縄   宮里きみよ

評論

宗教と文学(下)―文学にとって不可欠かつ

暗黙の前提としての宗教生活  石井 正人

「私」の役目(文芸時評)     森本 泰子

人生発見のいきさつを、文学の目で

(サークル誌評)        山形 暁子

私の二十世紀

退去命令            奈良 光男

教師として生きた半生      服部  明

芸術批評のひろば

青年劇場「銃口」        高橋 菊江

映画「ブレッド&ローズ」   荒川 れい子

書評

佐藤貴美子、水野敬美、藤林和子『ゆたか物語』

     宮本 阿伎

後藤幸三『カノド山物語』    小嶋 雄二


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